子供(小学生や中学生)のピアノの発表会は、年に一度の大舞台。可愛い衣装で最高の発表会として思い出に残してあげたいですよね。私は過去にピアノを習っていて、現在は娘がピアノを習っており、発表会にも毎年参加しています。
「ピアノの発表会って女の子ドレスは何を選べばいいの?」
「ピアノの発表会ドレスにNGはあるの?」
「ピアノの発表会ドレスってどこで買う?レンタルは?」
「ピアノの発表会って男の子は何を着るの?」
初めての発表会の時は、何を着せたら良いのかとっても悩みましたが、今ではそこまでなやむほどではないので、何度も参加した経験を踏まえて発表会で着るドレスの選び方をまとめてみました!
5歳からピアノを習っている娘は、毎年ピアノ発表会に参加してきたので、ドレス遍歴、選び方や注意点をまとめてみます!
まずは我が家のピアノ歴から
私(アラフォー)は小学生から中学生までピアノを習っていました。今はたまに鳴らす程度ですが、私自身とっても良い経験になったことから娘にもピアノを勧め、娘は5歳から近所のピアノ教室でピアノをスタートして中学生になった現在も通っています。
娘が通うピアノ教室では、毎年冬に大きめのホールを借りて生徒全員が参加するピアノの発表会を開催し、発表者はきちんとしたドレスやスーツなどを着用して弾きます。娘はこれまでに9回の発表会に参加し、毎回デザインや色が異なるドレスを着用しましたが、「あのドレスはよかった!」というものもあれば「あれはやめておけばよかった!」というものもありました。そんな経験を踏まえて、ドレスの選び方を書いてみます。
娘が実際に発表会で着用したドレスの写真も載せてます!
【経験者ママ直伝】ピアノの発表会用のドレスの選び方のポイント&注意点
1. まずはピアノ教室に確認
ピアノの発表会は教室によって、趣旨・規模(参加者数)・会場(広さや設備)が大きく異なります。先生の自宅でこじんまり行うのであればドレスでなくてもワンピースでも大丈夫ですし、逆に大きな会場でたくさんの参加者がいるのであれば、きちんとしたドレスで参加した方が浮かずに済みます。
初めて発表会に参加される場合は、まずはピアノ教室の先生や同じピアノ教室のママさんに色々と質問してみましょう。可能であれば、過去に開催された発表会の写真を見せてもらえると雰囲気が掴めていいと思います。
2. 基本的なマナー
以下は基本的なマナーです。
- ラフ・カジュアルすぎる衣装はNG
- 袖が長いなどピアノが弾きにくい衣装はNG
- 過度に露出が多かったり丈が短過ぎる衣装はNG
- シワ・汚れが目立つ衣装はNG
などなど、人前に立つ際ににそぐわない衣装を選ばないよう気をつけましょう。
3. 小さいお子さんには気を付けるポイントも
お子さんの年齢によって気を付けるポイントがいくつかあります。
例えば、まだ小さいお子さんにロングドレスを選んでしまうと、舞台に上がる時や舞台上で転んでしまう危険があります。過度に装飾が着いた衣装や着心地の悪い衣装も、演奏の集中を妨げてしまうかもしれません。また、真っ黒でシックなデザインは、黒いピアノと相まって地味に見えることがあるので、注意が必要です。
4. 子供本人に希望を聞く
親が一方的に選んだ結果、気に入ってもらえずに買い直すということにもなりかねません。
まずは事前に子供に色や形など希望を聞いてからドレスを探し、さらにいくつか候補を決めてから再度子供にどれがいいか確認してから最終決定するようにしましょう。
5. 曲の雰囲気によって選ぶとGOOD
どれがいいか迷った時は、曲に合わせて選ぶのがおすすめです。
可愛い曲は黄色、静かな曲はブルー、情熱的な曲は赤というように、選ぶ感じです。
6. 初心者は黒色は避けた方が無難
黒は素敵な色ですが、ピアノも黒なのでドレスを黒色にすると全体的に地味になりがちです。どうしても黒を選びたい場合は、スパンコールやラインが入っているものを選んだり、アクセサリーなどで華やかにするようにしましょう。
7. 中学生や高校生は学校の制服でもOK
中学生や高校生の方は制服での参加も問題ありません。華やかなドレスが多い中で見た目は少し地味になっていますが、制服でピアノを弾きこなす姿も素敵なんです。
8. 季節はあまり意識しないで大丈夫
発表会の時期が年末という教室も多いと思います。寒い時期だからと、長袖や厚いタイツにする必要はありません。腕や肩が出るドレスを選んでも、弾く直前までボレロなどの上着を着ていれば大丈夫。
ピアノの発表会用のドレスはいつまでに用意する?
結論を言うと「最低でも3週間前には手元に届くようにしておく!」です。
ネットショップのドレスの口コミを見ると、「急いでいたのですぐに発送していただき助かりました」と言うようなコメントが多く見られます。悩む時間が長くなり、ギリギリまで決まらないのは仕方ないのですが、あまりにギリギリすぎると以下のような問題が。
- 間違い・不備があったり思っていたのと違っても交換が間に合わない
- ウエストが大きいなどお直しが必要になっても間に合わない
- そもそも発表会当日にお届けが間に合わない
Amazonや楽天などいくつかのショップは、中国から発送されるところもあるので、発表会までの日数に余裕が無いと、キリキリと悩む原因に。
実はこれを書いている私自身が、納期とにらめっこして冷や汗をかいた経験が何度かあるので、自戒を込めて書いています。
ピアノの発表会用のドレスはどこで調達する?
ネットショップで購入する
ドレスって一見高そうに見えますが、実際はピンキリで子供用のドレスも安くて可愛いものがたくさん売られています。特にネットショップなら、こんなクオリティのドレスがこんな価格で買えるなんてとびっくりすることも。ただし、中国から発送されるショップもあるので、納期はよく確認しましょう。
一番おすすめのネットショップはやはりキャサリンコテージ!ここのドレスは安くて品質が良い物が多いため、我が家はもちろん発表会でも着ている子をかなり見かけます。ドレス選びに悩んだときはとりあえずキャサリンコテージからチェックしており、過去3着くらいはキャサリンコテージのものです。
ネットでレンタルする
低価格ドレスでも全然問題ないのですが、やはりブランド物の高級ドレスは質やデザインが段違い。どうしても質に妥協したくない方は、ネットでのレンタルがおすすめです。料金には送料やクリーニング代も含まれているので、発表会後はそのまま返送するだけでスムーズにやり取りできます。
ネットのレンタルドレス専門のおしゃれコンシャスは、様々なドレスがレンタルできます。キッズドレスはCHOPINやELLE en noirなどの人気ブランドを取り揃えており、ジャケットとセットになっているのもポイント。靴も一緒にレンタルできます。レンタルの場合は気に入ったものがあれば早めに抑えるようにしましょう。
街のショップやデパートで購入する
少し高額ですが、デパートの子供服売場にも上品なドレスが置いてあります。お安いものをという場合は、キッズサイズならH&MやZARA girlsをチェックしてみましょう。
フリマで購入する
メルカリなどのフリマには、状態の良いドレスがたくさん出品されています。キャサリンコテージなどの有名ブランドでしたら、商品名で検索するとサイズ違い・色違いでたくさん見つかりますよ。ただし、発表会まで2週間をきっている場合は、いつ届くか・商品に問題ないかなどのトラブルの可能性を考慮すると、フリマは避けた方が無難です。
お友達から借りる
仲の良いお友達に聞いてみると、素敵なドレスを持っていたりします。ぜひ貸していただいて、発表会後はクリーニング後にお菓子などお礼の品を添えてお返ししましょう。
ドレス以外に何が必要?
ドレス意外に必要なものは以下になります。
パニエ
ドレスのスカートを丸くふんわりさせるためのインナーで、少し硬めのレースが重なっています。ほとんどの子供用ドレスはパニエを入れることを想定しているため、着用写真ではスカートがふんわりしていても、実物は普通なことが多いです。パニエはウエスト部分がゴムになっており、1つ買っておくと年齢問わずずっと使えますよ。娘は最初に買ったパニエを今でも着用しています。
シューズ
かかとの高いすぎないものを選びましょう。ストラップがあると脱ぎにくいです。履いたまま歩いて脱げないかピアノのペダルが踏めるかも確認しておくとGOOD。毎年サイズが変わってしまうため、残念ながら毎年買い替える必要があります。
タイツか靴下
小さい子は白い柄タイツか短い靴下がおすすめです。寒い時期はタイツの方が保温できるため、我が家はタイツ派。タイツは少し大きめを買っても、股のところに寄せておけるので、結構長く履けます。
ヘッドアクセサリーやヘアピン
スリコなどの安いアクセサリー屋さんにもあります。三つ編みをまとめて、Uピンにパールを付けたものをいくつか刺すだけでも素敵です。
ボレロ
腕や肩が出るドレスの場合は、出番が来るまでの待機中に羽織れるようボレロがあると便利です。個人的には、寒い時期はフワフワのボレロがかわいい。
【大きいお子さん】紐なしブラ
大きいお子さんはブラ紐が見えないように、紐なしブラがおすすめです。上記は背中で締めて着用できる専用の紐なしブラで、我が家も購入してみたところ胸が小さめでも全然落ちてこないのでおすすめです。
娘の着用したドレスを一部ご紹介
初めてのピアノの発表会で着用したドレスです。
シックで素敵かなと思って選びましたが、ピアノも黒なのでシックすぎた気がしました。
3回目か4回目の発表会のリハーサルの時の写真ですが、この時も黒ですね・・・
柄物は避けたいけど、何かしらデザインを入れたい!ということでこちらになりました。
アメリカのお土産にラルフローレンのワンピースをいただき、とっても気に入ったので発表会で着ることに。
この年は、情熱的な曲だったので赤を選びました。
全体にお花の刺繍が入っているデザインでスカートはフィッシュテール。みんなから可愛いって言われました。
ピアノ教室ではお姉さんの年齢になったので、ロングドレスに挑戦。ベールに雪のような刺繍が入っていて、本人は大人っぽいデザインだと満足げでした。
全てのドレスは掲載していませんがこんな感じした。基本的には最初に子供にヒアリングしてから私の方でいくつか選んで、そこから子供に再度確認して絞っていく流れで選んでいます。
発表会当日について
発表会当日はドレスや靴を着て行かずに持ち込んだ方が無難。なぜかというと、会場までの移動の間にドレスを汚したりシワがついたりなど不測の事態に備えるためです。
娘のピアノ教室では、リハーサルの時にもドレス着用必須なので、まずは現地に着いたらリハーサル用にドレスを着用してからリハーサル後に一旦脱ぎ、発表会が始まる2時間前くらいに再度着替えるようにしています。
控室がある場合は会場で髪を巻いたりできます。我が家はいつもヘアアイロンやスプレーを持ち込んで、その場でセットしています。控室がない場合は、家で髪をセットしていくとよいでしょう。
年齢・曲・好み・個性に合わせた最適なドレスを選んで、最高なピアノ発表会を!
子供にとって一大イベントである発表会。写真や動画にも残るので、後で後悔することのないようしっかり選びたいですね。特に、初めて発表会に参加される小さなお子さんには、デザインだけでなく着心地やピアノの弾きやすさにも注目していただきたいです。年齢・曲・好み・個性に合わせた最適なドレスを選んで、最高な発表会を実現しましょう!